子育て通信「すくすくめーる」

すくすくめーる冬号 2002.12.1

保育園でのあそび

あっという間に季節は冬!クリスマス・お正月・おもちつき・節分豆まきなどの行事も近づいてきます。
子供達は寒〜い冬でもへっちゃら!で元気いっぱいに遊びます。


子育てQ&A

授乳の後、乳を吐くとききますが、いいのですよね。
1〜2か月の赤ちゃんは、乳を飲むときに呼吸を止めないので、空気も一緒に胃の中に飲み込んでいます。
そして胃の入り口が十分に縮まらないために、空気がげっぷとして出る時に乳も一緒に吐いたり、ダラダラと乳を口から出すことがあります。この場合は、赤ちゃんは機嫌がよく心配はいりません。
授乳後には、赤ちゃんを縦に抱いて背中を軽くさすり「げっぷ」を出させます。また、乳を吐きやすい赤ちゃんを横にするときには、顔を少し横向きにします。
乳を吐く場合で心配なのは、生後間もなくから、授乳のたびごとに噴水のように吐き、体重の増加がよくない(幽門狭搾症)、突然吐き始めぐったりしたり、痛そうに泣いたり、血便が出たりする場合(腸重積)は、受診が必要です。
吐いたときには、機嫌がよいか、下痢がないか、吐く回数など注意して観察しましょう。
うちの子がいじめられることはないか心配です。
大人しくて自己主張の少ない子は友達に何かされても反発しないため、いじめられているように見えます。でもこれは世間で騒がれているようないじめとは必ずしも結びつかないと思います。
家庭で大事にされ過ぎ、何もかも大人にやってもらって生活してきた子には、その子に合った遊び相手をみつけ、一緒に遊びながらつきあいかたを教えていきましょう。
またその子が持っている良い面をほめて、自信がもてるように働きかけます。また性格の強い子について言うがままに動いているようでもその子に憧れての行動であったりもするので「いじめ」ではないこともあります。
うちの子は他の子にくらべて落ち着きがないような気がします。
身体に異常がなく、心配事や不安もなく、空腹ではない上に安心して過ごせる場所にいるなら、人間は誰でも落ち着いて過ごせることでしょう。そうした条件の下にあっても幼児は好奇心旺盛なので、ひとつの遊びに飽きればすぐに動き出す存在です。
小さな子どもが大人の指示に従っていつもお行儀良くしているのは不自然です。常に動き回っているように見える3歳未満の子でも、興味のあるもの(人や動物も含めて)には凝視するような動作でじっと見たりします。3歳を過ぎて何に対してもあまり関心を示さず、うろうろしている場合や、保育者が手助けしても遊ぼうとしないときは発達に偏りがあるかもしれません。その子の乳児検診や3歳児検診などの時の様子を聞き、場合によっては専門機関に相談した方がよいでしょう。(ADHD/注意欠陥多動性障害)

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