子育て通信「すくすくめーる」

すくすくめーる春号 2001.3.1

保育園でのあそび

おひさまポカポカ、気分はピカピカ、園庭のパンジーやチューリップの花が風に揺れる、さわやかな季節となりました。保育園では、卒園・入園と子ども達とのお別れと出会いがあります。自然に親しむ機会をもち、お友達と遊ぶ楽しさや面白さをたくさん体験してほしいと思います。


子育てQ&A

習い事は早くからした方がよいのでしょうか?
習い事についてですが、子どもが興味を示していないのに親の見栄でさせようとしてはいませんか。
子どもが進んで稽古ごとをやりたいと言えば、その能力を伸ばすのも良いでしょう。しかしながら、技術的に厳しくしこむとか、興味のない習い事は余り感心しません。
子どもは、単なる練習や勉強ではなく、楽しい遊びの要素を持った稽古ごとで、個性などが伸びていくと思います。
下痢の時の食事は、どういうものがいいのでしょうか?
下痢をしていても、機嫌が良く下痢の他にこれといった症状のない場合は、脂肪の多い食べ物、糖質の多いものはさけて、消化の良いものを与えましょう。湯冷まし、番茶、りんご果汁、野菜スープなどで水分の補給を十分にして下さい。
突然死症候群(SIDS)とはどういうものですか?
SIDS(シズ)とは、今まで元気であった赤ちゃんが、主に眠っている間に突然死亡するものです。発生しやすい月齢は6ヵ月未満で2〜4ヵ月に多発しやすいようです。
赤ちゃんが睡眠時の無呼吸から覚醒する反応が遅れるために発生すると考えられています。
SIDSは、育児環境とその発生頻度が関係していることが明らかになり、実際、先進国では生活環境を整えるキャンペーンで発生率を減らしています。日本でも厚生省が予防キャンペーンを始めました。それは、以下の通りです。
●あお向け寝で育てよう
●なるべく赤ちゃんを1人にしないで
●暖めすぎに気をつけよう
●たばこをやめよう
●できるだけ母乳で育てよう
万が一、急変に気づいたら、人工呼吸を施す一方で救急車を呼ぶことです。

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